私のマイホーム(戸建)購入体験談②

しかし現在のようなネット専業銀行の低金利で間接費用も少ないハイスペックな住宅ローンが私が自宅を新築した時代にあったのなら、あるいはその情報に接していたら、きっと飛びついて借りたに違いありません。それぐらい元金融マンでも現在の住宅ローンを借りれる環境は恵まれていると感じます。なぜなら変動金利なら1%を切るような現在の住宅ローンなら、一度頑張って手続きを済ませて借りることができたら、後はコツコツと返済に延滞をきたさず払い続けていれば、銀行から全額の返済を求められることがないからです。これを利用者からみると期限の利益と言います。超低金利で大きな金額が借りることができれば、その分自分の預金を使う必要もなく、将来の不測の事態にも備えられます。そのメリットは計り知れません。病気になったりしても、いざというときは自分の預金だけが頼りになります。そういう意味で住宅ローンの活用メリットはたくさんあります。ただ問題は金利の高さなので、現在の低金利状況は住宅ローン利用者には大変ありがたい環境です。

といいながら、いざ自分の戸建物件を持った後の失敗談も書かねばなりません。じつはもともと住んでいた分譲マンションのその後です。こちら田舎に移り住んできて数年が経ちますが、現在徳島市内にある分譲マンションは誰も済んでいません。貸すのが嫌いな配偶者の気持ちもあつて、賃貸には出せずさらに人口減少に悩んでいる地元徳島ではすぐにマンションを売却しようとしても買い手がつかない状態です。しかし一度固定資産を持ってしまうと、分譲マンションなので住む済まないにかかわらず毎月の共益費が掛かりますし、毎年の固定資産税も必要、さらに電気代や水道代、ガス代も使わなくても基本料金は必要なので最低でも毎年40万円以上維持費に必要です。すでに200万円超える維持費を捨ててきた計算になります。

もしこれに住宅ローンを利用していたらさらに支払いにかかるストレスが増したでしょう。このように戸建の新築物件を建てるあるいは購入する時は楽しくて他の要素を忘れてしまいがちですが、家の取得には建てた後も色々な維持費がかかってきます。

決断の前には十分そのような要素も計算して、戸建住宅の建設を考えていただきたいと思います。

でもそれは別として、当初は建設コストの高かく感じた我が家、さすがハウスメーカー、断熱性も高く夏は涼しく、冬は快適に過ごせています。オール電化なので基本火を使いません。体がだんだんと動かなくなっていく老後を過ごす時、火の取り扱いは時には火災となって致命傷を負います。その点ではオール電化住宅はその安全性ははるかに高いです。このように良いところ、悪いところ、両面があるのですが、戸建住宅をこれから検討される方は自分のライフスタイルをどうするのか、じっくりとさまざまな角度から検討し納得のいく決断をされることを願ってやみません。